一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結
私の目の前で目まぐるしく動く彼らは
ボールを華麗に操る
見とれている間に練習が終わってしまい
出されてたネット等がテキパキ
片付けられていく
コレは手伝った方が良いのかな?
『ねぇ、手伝いましょうか?』
近くを通った黒尾さんに声をかける
「おー、サンキュ。じゃあボールの
入ったカゴ用具室になおしてきて?」
『うん。わかった。』
結構重い……ヨタヨタと用具室に向かう
「姫凪折れそうだな!手伝う!」
リエーフが後ろから覆いかぶさるように
抱きついてきてカゴを押した
急に熱くなった背中に驚いて
立ち止まったもんだから
「オイ!止まったら危ないって!」
リエーフの身体がさらに密着してしまう
『あ!ごめん!てか離れて!』
「コラ、あんま動くなって!
変なとこあたる!!(笑)」
『だから離れてってば!』
「なんか離したくなくなった♫」
リエーフが腕を巻きつけてきて
垂れてる横髪を耳にかけた
『ちょ、ダメ………』
耳にはピアスの穴空いてる
「えー?なんで?てかオマエ
メガネない方が可愛いっぽくない?」
リエーフの手がメガネに伸びてくる
『もっとダメ…!』
手を握ってみるけど
もちろん敵うハズはなく
メガネに手がかかる
もうダメかも……!