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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結


「安心していーぜ?別に不機嫌な
わけじゃないっぽいから」

黒尾さんが私に耳打った
驚いて顔を上げると

「だからサッサと帰るとか
寂しい事言うなよ?」

見透かしたような顔でニヤニヤする
黒尾さんに

『別に…普通に居ますし……』

と言って目を伏せる

「だってー!良かったなぁ研磨」

「何が?」

「チビちゃん最後まで見てくってさ」

「!?だから??」

「あれ?もっと喜ぶと思ったんだけど」

「意味わかんないし…」

どこかイライラしたような研磨に
不安が募る

『あの…黒尾…さん…孤爪くんヤッパリ
怒ってないですか?』

黒尾さんのブレザーの裾を軽くひく

「あ?どこが?」

『なんかイライラしてるっぽい』

「え?それわかるのに理由わかんないの?」

『は?特に思いあたらないから
聞いてる…んですが…』

「チビちゃんてさ
頭まわんのか鈍いのかわかんないね」

『はい?どういう意味…ですか?』

「ん〜…とりあえず、俺を
そんな見つめてたらマズイって事?」

私は黒尾さんを見上げたまま
クビを傾げる

『…ちょっと理解できませんが……』

「理解させてあげるのは
簡単なんだけど…」

『簡単なら、その…すぐにでも……』

不安なままじゃ
せっかくの応援も身が入らなそうだし

「うーん、後悔しねぇ?」
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