一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結
高校では極めて地味に務めた
昔つるんでた仲間は居ないけど
どこで何がバレるかわからない
分厚いメガネに地味な髪型
必要最小限の会話
気にかけるのはアイツの事だけ
アイツはヤッパリ
バレー部に入ってた
上級生と合わないのか
どこかつまらなそうだったけど
バレーをしてるアイツを見るのは
懐かしくて胸がキュっとなった
もちろん昔よりも上手くなってるのは
バレーを知らない私にもわかるから
昔と全く同じではない事に
凄く寂しくもなったけど。
2年にあがった日
アイツと同じクラスになった
ヤッパリ向こうは私の事なんか
覚えてない。
いつも1人でゲームしたり携帯いじったり
とにかくバレーしてる時意外で
人と話すのは見た事ない
【難攻不落】
頭をよぎる
仲良くなんかなれないんじゃないだろうか
リセットした所で
スタートすら切れないんじゃないか?
そんな弱気なことを思ってたある日
人が居なくなった教室にアイツが居て
何やらキョロキョロしてる
意を決して声をかけた