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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第8章 運び屋とハチ公(黒田雪成✣夢)完結


姫凪side

あんなユキちゃん知らない
あんな顔見た事ない
なんであんな泣きそう顔してたの?
苦しそうに笑ってたの?
辛そうに出て行ったの?

ユキちゃん?
近付くなとか本気じゃないよね?

荒北先輩と2人きりになれて
嬉しいハズなのに
なんでかユキちゃんの
事ばかり考えてる

『…荒北先輩、ユキちゃん
どーしたんですかね?
私なんか悪い事…した…かな』

「知らねェ、それよりさ…
さっきの首輪の話ィ…
今一個つけたげよっか?」

私の質問を軽く流して荒北先輩が
私の目を見つめる

『え?ワンちゃんの首輪?』

「ハッ!それはそれでオモロイけどォ!
もっと綺麗な首輪だヨ…」

荒北先輩の腕が私を包んで
首輪に熱い息と
生暖かい感触を感じた。
同時に痛みも。

『…っ!痛…先輩?なに…?』

あまりの事に何の抵抗も出来ない

「抵抗出来ねェの?
それともワザとしねェの?
どっちにしても唆んね…その顔」

首筋から顔を離して
先輩が怪しく笑う
私は固まったまま先輩を見つめる

いつもよりもカッコイイし 
ドキドキするけど
でも…ユキちゃんの事が気になって
先輩に意識が集中しない…

「ウソでも抵抗しねーと
マヂで今日
今つけちゃった首輪
繋げちゃうけどいーのォ?」

荒北先輩の指が私の
首元で行ったり来たりする

『あの…荒北先輩!それは一体
どーゆー事でしょうか…』

「オレに喰われてオレのモンに
なっていーのか?って事ォー」

荒北先輩が壁に私を
押し付けて顔を覗き込む

え?え?!えぇー!?ソレって…その…
エッチな事しちゃうって事!?
荒北先輩と付き合うってこと!?

今付けられたのって
キスマークとかいうやつ!?
どーしよ!目立つんじゃ…
ユキちゃんに見られたら…
アレ…オカシイじゃん。
なんでココでユキちゃん?
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