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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第8章 運び屋とハチ公(黒田雪成✣夢)完結


『えー!?返して〜!
荒北先輩にすぐLINEしたい〜!』

「授業に集中しろ!ボケ頭!
留年するぞ」

『ユキちゃんが授業とか言った!
泉んが乗り移ったの!?筋肉ついた!?』

「付くわけねーだろ!
オマエの頭に
筋肉ついたんじゃねーの!?
サッサと教室帰ってそのスカスカの頭に
公式詰めてこい!スポンジ頭!」

結局携帯を取り上げられたまま
教室を追い出され
トボトボと自分の教室に
帰らなければならなくなった

それにしても最近のユキちゃんは
何だか前よりも
冷たい気がする
優しくされた記憶があるわけじゃ
ないのも悲しい所だけど

その悲しい記憶と比べてみても
ヤッパリどこか冷たさが
増している気がする
何か悪い事でもしたのか…。

冷たいのはいつもの事だから良いけど
嫌われるのはヤッパリ嫌だな…。

そんな事を考えながら教室に入ると

「布施、またユキに
いじめられたのか?」

泉んの机にはキッチリ整えられた
授業の支度がしてあった 

『ねぇ泉ん…私ユキちゃん怒らせた?
最近なんかメチャ冷たいんだけど…』

「ユキが?まぁ心当たりは無くもないが…
こればかりは俺から言っていいものか…」

いつもと違い歯切れの悪い泉ん。

『そっかー…
嫌われてなきゃ良いんだけど…』

「あぁ、それは大丈夫だ、むしろ…」

そこまで言った所でチャイムが鳴る
鳴ってしまったが最後。
泉んが話の続きを
してくれる事はないので
私も渋々席に着いた
話の続きが気になって授業も上の空

むしろ…なに?
まさか!ユキちゃんが私を!!

…て。あるわけないか。

好きな子にあんな冷たいとか
今時小学生でもやらないよねー

纏まらない考えを頭に巡らせてたのが
伝わったのか先生に2度ほど注意されて 

一時限目の授業は終わった
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