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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第7章 約束(越前リョーマ*夢)完結


え?なに?何が起きたの?

「女の子がはねられたぞ!救急車!」

近くに居た大人が叫ぶ

あっという間に姫凪の周りに
人だかりが出来た
大人たちの足の間から
姫凪の白い手が見えた
近づくと姫凪は真っ赤な
血の海に横たわっていた
目から溢れた涙が頬を汚してる
何の冗談?洒落になんないって…

「姫凪・・?姫凪!」

手を握って呼んでみるけど反応は無い

「コラ!離れて!動かしちゃいけない!」

手を引き離された姫凪は
白い車に吸い込まれていった
俺も言われるまま車に乗る
姫凪はスグに手術室に
運ばれていった 

無意識に俺は親父に連絡をしてたらしく
親父が姫凪の叔母さんを
連れてやってきた
小母さんは先生と何か話してる

「リョーマ・・・」

親父が声を掛けてくる

「お・・俺のせい・・だ。俺が…
姫凪を置き去りに・・ 
したから!
俺のせいで・・姫凪が!」

「おめぇのせいなんかじゃねぇ!
しっかりしろ!リョーマ!」

取り乱す俺に親父が言う

「でも…俺・・」 

そこまで言ったとき小母さんが来た

「渚!姫凪は?大丈夫だよな?」 

「…解らないって…どうしよう…」

うつろな目で言う

「そんな…いや、大丈夫だ!
ここの医者は
腕がいいんだぜ!」 

「…兄さんも義姉さんも…
ここに入ったまま…
姫凪まで…」

親父の言葉は小母さんには
聞こえてないようだった
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