一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第7章 約束(越前リョーマ*夢)完結
『ねぇ、リョーマは
和風なものが好きでしょ?
小母様たちに聞いたの…だからね
今、修行中なんだよ~お料理とか♪
リョーマ好みの立派な大和撫子に
なるから、期待しててね❤︎ 』
ニコニコと笑う姫凪
嬉しいのに、素直に喜べない
これ以上好きになりたくないのに…
我慢だって限界が…
『…?リョーマ?聞いてる~?』
姫凪の声が近くなった
爽やかな香りがして急接近した唇が
俺に語りかけてる
や・・ば・・。
と、思ったときには遅くて
「姫凪・・・」
覗き込む姫凪の唇を奪ってた
『ん・・ん!リョーマ・・?!』
「うるさいな…嫌なの?」
戸惑う姫凪の唇を再び奪い
手を握って目を見つめると
『ううん!!嫌じゃないよ!…リョーマ…』
顔を赤くした姫凪が
俺を見た途端
一気に我に返って
耳が熱くなった
「ゴメン!俺・・先に行くから!」
とてもそこには居れなくて走り去った
何やってんだよ…
あんな事するなんて
正気じゃないって…
次はきっと止まらない
なんとかしなくちゃ…
姫凪を汚しちゃいけない