一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第6章 不思議オンナと俺の距離(切原赤也✴︎夢)完結
『切原??なに?どうしたの~?』
布施の笑顔に気が逸る。
落ち着け…大丈夫。
「お…俺さ、丸井先輩に
アンタを渡したくない!」
『えぇーっと…またブン太?
ただの従兄なんだってば…』
戸惑う布施。
そりゃそうだ。自分でも
話が見えねーし。
否、引くな…冷静に…
「先輩だけじゃなくて…
誰にも渡さねぇ!俺、
アンタが好きだ!」
言えた!心臓は爆発寸前。
布施は目を見開いて
黙ったまんまだ。
やっぱダメか…
『あ…あのさ…切原…
えーっとね…』
「俺、諦めねぇし!
布施が振り向くまで!」
戸惑う布施に叫ぶ。
『いや…あのね
諦められても困るんだけど…』
「それって…布施も…?」
『ん~?うん…私切原好きだよ~❤︎』
照れくさそうな
姫凪スマイルが俺の心を
鷲掴みにする
やっぱ最高可愛い!
「マヂで!?や、やったー!」
俺は布施を抱き寄せた。
(もう離さねぇ)
って気持ちが
ドンドン膨らむ。
『だ~か~ら~痛いって~
切原、力強すぎだし?』
布施の声で慌てて力を緩める。
そこには姫凪スマイル。
飛び上がりたいほどの
幸せが此処にあった。
そう、この感じ!最高じゃん?
今度は優しく抱き締める。
「なぁ、姫凪って
呼んで良いだろ?」
『うん❤︎私も赤也って呼びたい❤︎』
これこれ、こんな感じ!
チャント彼氏彼女じゃん!
「それと…さ、丸井先輩と
アンマ仲良くすんなよ…
その2人きりになったりとか…さ?」
『え~?ブン太は友達だしねぇ…
それはきっと無理~』
あちゃ…そこは空気読んで
『うん❤︎』
とかじゃないわけね?(苦笑)
「出来るだけでいいからさ~
姫凪が他の奴と
仲良くしてんのってスゲー嫌なんだよ…」
ため息混じりに姫凪に
言うと、姫凪は顔色1つ変えずに
『…ふ~ん。でもさ。
私が好きなのは切原だけだけど?』
と言い返す。
そうか~…
って、今の何!?そんな言葉
アッサリ言い切るんかよ!