一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第6章 不思議オンナと俺の距離(切原赤也✴︎夢)完結
やっぱ姫凪って
わっかんねぇ…でも…
スッゲ愛しい!
「な…キスしていい?」
照れて俯く姫凪
やば…拒否られても
止められる自信まるで無し
『前みたいに怖くないなら…いい…』
そう呟いた姫凪に
優しく唇を重ねる。
姫凪は笑ってる。
相変わらず何考えてっかは
わかんねぇ。
「怖くなかった?」
耳元で囁くと、俺の腰に
腕を絡めて頷いた。
こんな幸せでいいんかな?
なんて熱くなった頭で
ボンヤリ考えてると
『あ…切原~…部活は?』
ばぁか…❤︎
今はそんなんどうだって……
よくねぇし!
何も言わずに遅刻したら…
仁王立ちの真田副部が頭に
浮かんできて熱い頭が一気に冷めた。
「やっべぇ!絶対殴られる!
ゴメン姫凪!俺行くわ!」
慌てて姫凪を腕から解放する。
『どじだね~。ねぇ、切原ぁ
今から由衣とお菓子作るんだ~
差し入れするからさぁ私の分は
切原が食べてね~』
「当然!誰にもやんねぇ!」
姫凪をもう一度抱き寄せ
軽くキスをして走った。
グラウンドに着いた俺を
待っていたのは、予想通りの真田副部長。
と…叱られてる俺を見て
何かチョット嬉しそうにイヂワルな
笑いを見せる丸井先輩。
にゃろぅ…こうなる事
予想済みで部室で
挑発したんッスね…
かなわねーな。
まぁ、いいや!
もうすぐ姫凪が
差し入れ持って此処に来る。
そんときは俺が同じ顔を見せてやろう。
手に入れた幸せを
噛み締めながら…ね。