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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第6章 不思議オンナと俺の距離(切原赤也✴︎夢)完結


「おい、赤也?
姫凪の事知ってんの?
てか、何かあったわけ?」

丸井先輩がガムを膨らます

「別に何も。同じクラスなだけっス」

ぶっきらぼうに答える。
頭は真っ白、腹ん中は
丸井先輩への嫉妬で
グチャグチャだった。

「ふーん。あの
姫凪がねー赤也とねぇ…」

“パンッ”ガムが割れる音が
冷たく響いた。

「関係ないッスよ。別に。
唯のクラスメイトッスから」

俺は嘘つきだ。
本当は気になって仕方ない。

何で二人は知り合った?
何で呼び捨てなわけ?

なんで、何で、ナンデ…

何で俺に笑いかけてた…?
元々伝達不良な俺の思考回路は
パンク寸前。頭が重い…

めんどくせぇ…
そっから何をしたか
全く覚えてなくて、気づいたら
ベッドで寝てた。

もう朝かよ…サボりてぇ…
重い頭と体を引きずって
トリアエズ登校。

いつもの席。隣は…鞄しかなくて
布施居なかった。

「ねぇ切原君!!姫凪知らない?
大事な用事があんのに居ないの〜」

こいつ誰だっけ?
確か布施の友達…由衣だっけ?

騒ぐ声にイラつく。
知るかよ!うぜぇ…

「しらね」

と一言だけ言って
屋上へ足を向けた。
授業なんて受けてらんねー。
サボり決定。

あれ?先客?丸井先輩と…

「すまん。待っただろぃ?」

『別に~平気。空見てたし…』

布施だ…。
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