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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第5章 キミのために出来る事全て(東堂尽八*夢)完結


山頂、僅差だった
オレは天を仰ぎゴールをきった

歓声がこだまする

最高だ!勝った事も勿論だが

約束を守れた事で布施が
喜んでくれると思う事が最高だ!

駆け寄ってくる2年からタオルを受け取り
辺りを見回し布施を探す

上手くいけば荒北やフクと
ゴールまで先に来ているハズだが…

表彰式の前に会って
おきたかったんだが…

「挙動不審で気持ち悪ぃんだけどォ」

「荒北!?1人か?布施は!?」 

『…なによ…大きな声出さないでよ…』

荒北の後ろから布施が顔を出す

「布施!見ていたか!?
オレの華麗なゴール!」

「超ギリギリだったじゃねェかよ!
ぶっち切りで勝てや!ダッセ!」

「なン!?水を差すな! 
この勝利はだなぁ!」

「あ〜!ウッセ!
表彰式までには戻ってこいよ!
じゃあなー!」

荒北が布施を前に
出してフク達の所に帰っていった
気を使ってくれたのだろうが

布施はこっちを
見ようとしないし少し気まずい

「約束は守ったぞ」 

『うん…』

「あのだな…
一昨日の話の返事なんだが…」

『…うん』

「聞かせて貰えるか?」

『…うん、でも先に
聞きたい事があるんだけど…』

そう言って布施が
こっちをやっと向いた
赤い顔で見上げて

『…ま…マキちゃんて…』 

ポツリと呟いた

「布施巻ちゃんを
知ってるのか?いつの間に…」

布施に巻ちゃんの事を
話した覚えはないんだが…
もしかして!
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