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Starlight Kiss【気象系BL小説】

第7章 君の為に出来る事


「はっっ…あっっ…んっっ…」


昌宏「はぁっ…翔っっ…」


昌宏さんが俺を抱き締めながら、激しく腰を動かす。


昌宏「翔…ここ好きだろ」


「ひぁっっ…あぁっっ…」


覚えていたのか、昌宏さんは何度も俺のポイントを突いてくる。
その度に俺の身体が跳ねた。


「も…嫌っっ…止めて…」


俺の弱々しい抵抗も関係なく、昌宏さんは俺を抱き続け、彼を覚えている俺の身体は気持ちとは裏腹にそれに応えてしまっていた。


「あ、あっっ…昌宏さんっっ…も、イくっっ…!!」


松岡「俺もっっ…くっっ!」


俺は白濁を飛ばしながら果て、昌宏さんも俺の中に白濁を放った。


「はぁっ…はぁ…」


松岡「翔…愛してる…」


「っっ…ふっ…うっ…」


ボロボロと涙が出て来る。


松岡「………」


「何で…何でこんな事すんの…」


松岡「………」


「もう抜いて…俺から離れて…」


昌宏さんがゆっくりと腰を引き、そのまま俺を抱き締める。


「離してっっ…触らないでっっ…ぐすっ…ふぅっ…」


松岡「離さない…お前を抱いた事も謝らない…」


「やだっ…大嫌い…!こんな事する昌宏さんは嫌い…!」


松岡「嘘だ」


「嘘じゃない…。俺は雅紀が良いの…お願い…雅紀のとこに返して…雅紀に逢いたい…」


松岡「………返さない」


「やだっ…」


松岡「とりあえず…熱が下がるまでは」


「ぐすっ…」


松岡「無茶な事してすまなかった。それは…謝るよ」


「………」


松岡「でも…お前を抱いた事は謝らない」


「………昌宏さん…」


松岡「………リビングに居るから。後で様子見に来る。頼むから…勝手に帰らないでくれ」


俺に優しいキスを落とすと、昌宏さんは服を着替え寝室を出て行った。


「うっ…ふぅっ…ぐすっ…」


昌宏さんに抱かれた…。
どうしよう。
雅紀…ごめんなさい。
雅紀…雅紀…。


俺は布団を頭から被り、声を上げて泣き続けた。
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