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Starlight Kiss【気象系BL小説】

第7章 君の為に出来る事


「や…昌宏さん…!」


ベッドの中、俺は昌宏さんに組み敷かれ、服を脱がされる。


「嫌っっ…!止めて…!!」


抵抗しようと身体を捩るけれど…熱のせいか上手く動けず、頭がクラクラする。


俺はあっという間に昌宏さんに裸にされた。


松岡「………渡したくない…お前を誰にも…」


「止めてっっ…!こんな事しないで…!こんなの昌宏さんじゃない…」


松岡「これが本当の俺なんだよ!」


「っっ…!」


初めて…昌宏さんが声を荒げた。
俺は驚いて抵抗を止めてしまった。


松岡「お前が俺を狂わせるんだ。俺だって…お前を忘れたかった。でも…別れてからもずっと…忘れられなかった。妻を愛せなかった。この5年間…お前にずっと心を掴まれたままなんだ」


「………」


松岡「………奪い返す。お前を」


「ま、昌宏さん…」


松岡「そいつとは別れろ」


「あ、あっっ…!」


昌宏さんの唇が俺の首筋に吸い付いてくる。


「い、嫌っっ…っっ…んっっ…」


昌宏さんの愛撫に身体が反応する。
熱のせいで余計に頭がぼんやりして、抵抗する力が失われていった。


嫌だ。
雅紀…雅紀…!!
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