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Starlight Kiss【気象系BL小説】

第6章 連鎖


ー雅紀sideー


翔「あっ、う…」


翔がゆっくりと腰を落とし、俺の塊が翔の中に飲まれていく。


俺は翔の腰を支えながら、翔の首筋にキスを落とす。


「動くよ?」


翔「ん…」


俺は腰を支えたまま、腰を動かし始めた。


翔「あっっ、はぁっ…雅紀っっ…」


俺にしがみつきながら、翔も腰を振った。


翔「お湯…入っちゃ…あっっ…」


「後で処理するからっっ…」


俺は一層激しく腰を揺さぶった。


翔「あ、あぁっっ…あんっっ…」


翔の喘ぎ声とバシャバシャと激しい水音が浴室に響き余計に興奮する。

翔「はぁっ…あっっ…雅紀っっ…雅紀っっ…」


「っっ、そんな締めたら出るって…」


翔「っっ、ちょうだいっっ…中にっっ…」


「え?あ、あっっ…!」


急激な締め付けに耐え兼ね、俺は翔の中で果ててしまった。


翔「あっっ…!」


翔もほぼ同時に果て、湯船に白濁を吐き出した。


翔「はぁっ…はぁっ…熱い…」


ぐったりと俺にもたれ掛かり、翔は意識を飛ばしてしまった。


「やべ…」


俺はゆっくりと塊を抜き、翔の後処理をして風呂場を出た。




ベッドに寝かせても翔は眠ったまま起きる気配は無い。


俺は布団を掛け、お茶を飲もうとキッチンへと移動した。


お茶を飲んで一息着いた後、翔の携帯電話が鳴り響いた。


「こんな時間に…誰だ」


翔はあまり携帯に執着は無いが、舞ちゃんの病院から連絡があった時の為に携帯を持っていると言っていた。もし病院からだったら…。


俺が携帯を取り、開くとそこには登録されていない携帯番号が写し出されていた。
少し考えた後、俺は通話ボタンを押した。


「もしもし」


『………』


「もしもし?」


『………あ、すみません。この番号…櫻井翔さんの携帯番号では…』


聞き覚えのない声が聞こえる。


「そうですけど…今休んでます」


『………そう、ですか…』


「………失礼ですけど…」


『あ、すみません。私松岡と言います。翔さんに松岡から連絡があったと…お伝え願えますでしょうか?』


「分かりました。伝えます」


『ありがとうございます。失礼します』


そしてそのまま電話は切れた。


「………」


俺は携帯を戻し、ザワザワした気持ちのまま寝室へと戻って行った。
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