第4章 ショウの秘密

翔の足の間に身体を入れ、蕾に塊をあてがう。


「挿れるよ…？」


恥ずかしそうに頷く翔を見つめながら、俺はそのまま腰を進めていった。


翔「あ、あっっ…」


「あ、すげ…」


あんなに解したのに、柔らかい入口とは違って中は絡み付く様に俺を締め付けてくる。



根元まで沈めた後、俺はぎゅっと翔を抱き締めた。


翔「雅紀…」


「苦しくない？」


翔「………平気…」


「動いても平気？」


翔「………ん」


そして俺はゆっくりと腰を動かし始めた。


翔「ん…んっっ…」


翔の中を確認する様にゆっくりと中を突いた。


翔「あ、ま、雅紀っっ…」


潤んだ瞳で見つめられ、俺は動きを止めた。


「どしたの？痛かった？」


翔「違う…。もっと…俺の事目茶苦茶にして…?」


「え…で、でも…」


戸惑う俺を見つめながら翔は追い討ちを掛ける。


翔「お願い…忘れられない夜にして…俺の身体に雅紀を刻み込んで…」


優しくしようと思ったのに。
翔の表情とその言葉で俺の理性がぶっ飛んだ。


翔「あっっ、あ、あんっっ、雅紀っっ」


甲高い声を上げながら腕の中で翔は喘いだ。


愛してる…。
言葉に出来ない声を何度も心で叫びながら俺は激しく翔を抱いた。


腕の中で何度も俺を呼びながら翔は腰をくねらせてる。


可愛くて…色っぽい。


狭い部屋に響く肌と肌のぶつかり合う音、結合部の水音が余計に俺達を欲情させる。


翔「あぁっっ…雅紀っっ、まさっっ…」


限界が近付いて来たのか、翔が俺に強くしがみついてきた。
俺もそろそろヤバい…。


翔「も、駄目っっ…あぁぁっっ！！」


身体を反らせた後、翔の先端から体液が吹き出た。


「っっ、出るっっ…！」


腰を引き抜き、翔の腹部に体液を吐き出した。


「っっ、はぁっ…はぁっ…」


翔「ふぅっ…はぁっ…」


テーブルに手を伸ばしティッシュを取り、体液を吹いた後、翔を抱き締めた。


翔「ん…」


そのまま翔は眠る様に意識を飛ばした。


「翔…愛してる…愛してるよ」


何度もキスをしながら俺は翔を抱き締めた。


離れたくない…。
離れたく…ない…。