第20章 after one year
ー翔sideー
「あっっ…あぁっっ…やぁっっ…」
男「あぁっっ…ここがいいのかい?」
「うんっっ…そこっっ…もっとっっ…!」
男「くっっ…閉まるっ…!」
身体を激しく揺さぶられ、俺にも限界が訪れる。
「あっっ…もう駄目っっ…イくっっ…イっちゃうっっ…!!」
男「出すよショウっっ…中に出すっっ…あぁっっ…!!」
男の動きが止まり、俺の中に白濁が注がれる。
「あ、あぁん…」
男「はぁっ…はぁ…最高だ…ショウ…」
「凄い…気持ちよかった…」
男がゆっくりと腰を引き、満足そうに微笑んだ。
男「凄かったよ…想像以上だ…」
「そう?」
男「念願だったよ君と寝るの。その為に赤岩ホールディングスとどれだけの取り引きをしたか…」
「ふふっ。これからも宜しくね…?次はもっと凄いコト、してあげるから」
男「っっ…ショウ…」
人差し指で身体をなぞると…目と前の中年は蕩けた表情で俺を見ていた。
………堕ちた………。
シャワーを浴びて出てきたタイミングで部屋の電話が鳴る。
タオルで頭を擦りながらら電話に出た。
赤岩『ショウか。終わったか?』
「はい。さっき帰ったよ」
赤岩『そうか。どうだった』
「いつもと同じ」
赤岩『そうか。ご苦労だったな。そこに泊まるか?』
「帰るよ」
赤岩『分かった。10分で迎えに行く』
そして電話は切れた。
俺は手早く髪を乾かしながら…その高級ホテルを後にした。