第19章 押し寄せる過去
雅紀「今日も疲れたねぇ…おっと」
仕事終わり、雅紀と一緒に自宅へと帰って来る。
リビングに入ると同時に俺は雅紀に抱き着いた。
雅紀「どうしたの」
「嬉しかった。奥さんて…言ってくれて」
雅紀「だって…奥さんでしょ。ほら」
雅紀が壁に掛かった婚姻届を指差す。
「それでも…なかなか出来ない事だよ」
雅紀「ああでも言わないとあいつ引かないしさ。それに俺の可愛い奥さんを…バイト扱いしたのが気に入らなかったんだよね」
「………雅紀…」
抱き着いたまま雅紀を見上げると…雅紀もジッと俺を見つめる。
雅紀「………ベッド行く?」
「………うん」
雅紀が俺の手を引いて…そのまま寝室に向かった。
「あっっ、あんっっ…雅紀っっ…」
雅紀「翔っっ…駄目だまたイくっっ…」
「あ、あぁんっっ…!!」
雅紀の身体が痙攣し、俺の塊からも白濁が溢れた。
雅紀「はぁっ…はぁ…」
雅紀が塊をゆっくりと引き抜いてゴムの処理をする。
雅紀「ラスイチ使っちゃった…今度買っとかないとな…」
ゴミ箱に捨てながらポツリと呟いた。
「雅紀…」
雅紀「ん?」
「………足りない…」
雅紀「え…」
俺は爪先で…ツッと雅紀の塊を撫でる。
足りない。
もう二度果てたのに…俺の身体からは熱が引いてくれない。
「ねぇ…中出しして…」
雅紀「な、何言ってんの。お腹壊すって。昼間も生でしたからお腹調子悪いでしょ」
「壊していいの…。雅紀を中に感じたい…お願い…」
雅紀「いやでも…」
「雅紀…抱いて…」
俺は足を開き、両手で蕾を開いて雅紀に見せた。
雅紀「っっ…」
顔を真っ赤にした雅紀が蕾を見つめてる。
「挿れて…」
二度雅紀を受け入れたそこは…ヒダを広げるとひくつきながら簡単に開いた。
雅紀「………知らないよ…もう…」
雅紀がそのまま俺に乗ってきた…。