第9章 tragic love②
「あっっ、あ…はぁっ…」
坂本店長の背中に手を回し俺は声を上げた。
坂本「翔っっ…」
俺を抱き締めながら、坂本店長は優しく俺を抱いた。
坂本「もう…イく…!」
「来て…あっっ、ん…!」
坂本「くっっ…!」
塊を引き抜き、店長は自分の手の中に欲を放った。
坂本「はぁっ…はぁっ…」
処理をした後、坂本店長は俺に布団を掛け、抱き締めてくれた。
「………店長…」
坂本「………少しは…楽になったか?」
「………はい…」
坂本「そうか…なら良かった」
「………ごめんなさい…」
坂本「何謝ってんだ」
「………でも…」
坂本「気にすんな。俺がお前を襲ったんだから」
「………」
坂本「俺じゃお前を幸せに出来ないのは分かってる。それでも良いんだ。こうして俺を頼ってくれたから。少しでも役に立てたのなら…それでいい」
「店長…」
坂本「いい気持ちにもさせてくれたしな」
「ふふっ…」
坂本「………ほら…やっぱり俺はお前の笑顔が好きだ」
「………」
坂本「こんな風にしか慰める事しか俺には出来ないけど…それでも良かったらまた来い」
「………店長の事…好きになれれば…良かった…」
坂本「残念。後で後悔するぞ?逃した魚は大きいってな」
坂本店長の腕の中に居る間だけ…俺は少し昌宏さんを忘れる事が出来た。
そのまま俺は店長に甘え、一晩を過ごした。