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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第3章 重ねた身体/顕如


胸の奥が苦しくなって、涙が溢れでてしまう。



顕如さんの事はよく知らない
でも、もっと知りたいと思う


腕を伸ばし顕如の頭を胸で抱え込む


「っ……何を?」


離れようとする顕如を腕で抱え込み足を絡める


「よくわからないけど……あなたは淋しい人なんですね」

「淋しい?」

「……私と一緒です」

「たわけた事を……」



不思議な女だ
陵辱されている男の身を案じているとは



信長への憎しみは生涯消える事はない
復讐する気持ちを変える気もない
そのためならどんな非道な事もする覚悟もある

例え、命を奪おうとも
見知らぬ女を犯そうとも


修羅と化した自分には人の心を持ちあわせてはいないのだから__



「胸など痛まないはずだが……」


小さな声で呟いた言葉は凛には、届かない。


自分の中に芽生えた小さな痛みを忘れるかのように、凛の足を広げ、何度となく射精して汚れた男根を深く差し込んだ。



「ぁ……んっ……」


与えられた猛々しい男根を咥えこみ、ひたすらに腰を踊らせる凛

顕如に抱かれながら、信長から解放されるような気がして頬が緩んでいく



私の居場所は此処かも知れない__





お互いを知らない凛と顕如
身体を重ね合ってから
生まれる愛もあるかも知れない









*Fin*
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