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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第1章 未来からの落とし物/石田三成


今日は暖かく陽射しもあって清々しい日です。
庭に咲いている桜も少し開花してきて、満開になったら凛様と花見をするのもいいですね。

そんな事を考えながら空を見上げていると


「ん?」


チカッと光ったかと思ったら頭に軽い衝撃

私の頭から落ちた物を拾い上げると


「これは?」


何やら見た事のない物体
形はまるで男の象徴ともいえる形ですが
(私より大きい?)

それに左右に付いている突起のような物
これは一体?


「だーれだ?」


鈴の音のような可愛いらしい声
私の視界を塞ぐ小さな手
私の愛おしい方__


「凛様……」

「あれ?バレちゃった?」

「もちろん、わかりますよ」


くすくすと笑いながら肩から顔を覗かせて笑う凛様は、今日も相変わらず可愛いらしいです。


「ん? 三成くん……それって……」

「これですか? 先ほど空から落ちてきたんですが……何に使う物でしょうね?」

「っ……!!」


凛様の目の前に差し出すと目を見開き、みるみると顔が真っ赤になっていくじゃありませんか


「ダメ!!」

「はい?」

「すぐ捨てて!!」

「どうしてですか?」

「天使みたいな三成くんが持つ物じゃないよ!!
(バイブだよね? 絶対にバイブですよね?!
現物を見るのは始めてだけど……)」


天使みたいな?
その言葉には異議を申し立てなければならないのですが、その前に__


「凛様はこれの使い方をご存じなんですね?」

「……(真顔で聞いてこないでよ)」





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