第26章 ホタル

政宗に触れられるたびに甘く疼いていく身体。

いつもなら決して催促の言葉など口にしない凛であるが、つい我慢が出来ずに


「政宗……ちょうだい……」


おねだりの言葉を口にしてしまう。


「今日の凛は大胆だな」

「っ……」


熱を帯びた眼差しで見つめられてしまうだけで感じてしまう。
火照る疼きを政宗に鎮めてもらいたい。


既に熱く滾った政宗の男根が、焦らすように凛の蜜壷を刺激してくる。



「政宗……おねがい」

「ああ……しっかりと甘やかしてやる」

「うん……」


政宗の熱く滾った男根を受け入れた凛は、身体を反らし満たされていくのであった。







そんな２人の愛を祝福するかのようにホタルはいつまでも凛と政宗を淡い光りで照らし続けていた。






＊政宗Fin