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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第23章 届かない声/明智光秀 *夢主side*


「それでも……私は信長様を裏切るわけにはいかないの」

「心で裏切るのも身体で裏切るのも大差はなかろう」

「やめて!!……ンッ……」


私の中に入っていた指が動きだして腰が浮きそうになる。
自由に動かされたくて力を込めて、指の動きを封印しようとするけどそれは逆効果だったみたい。


光秀さんは愉しげに私の身体を弄っていく。


「んあっ……やめ……っ」


胸を揉み、唇を這わせてくる。


「感じているようだな……勃っているぞ」

「っあ……」


ピンッと指で弾かれて声がでてしまう。


どうして私は逃げないの?
光秀さんは私の事をどう思っているの?


「どうして……こんな事を?」

「さぁな……ただ」

「ただ?」

「いい女を抱きたいと思うのは普通だろう」


それだけ?
それだけの理由で私を抱くの?


「やめて……!!」


力を込めて、光秀さんの胸を押して離れる。


「私は道具なんかじゃない!愛もないのに抱かれたくない」

「……それをおまえが言うとはな」


自虐的に笑う光秀さんから目が離せない。


「道具に成り下がったのはおまえだろ」

「私は……私は信長様を愛しています!!」

「愛してなどいないクセに……嘘つきな女だ」

「光秀さんにはわからないわよ」

「ならば俺を受け入れないだろう」

「当たり前よ……って!やめてよ!!」


無理やり腰を抱かれ、腹這いにさせられてしまった。
逃げようとするけど、力じゃ敵わなくて光秀さんの熱い肉棒が私の中を貫く。


「すんなりと入ったぞ。おまえは俺を受け入れたな」

「やめてよ……お願いだから……」


泣いてお願いしても光秀さんは聞き入れてくれない。
 

嫌なのに……
私の身体は光秀さんを受け入れて、悦んで蜜を流していく。


どうして?



何度も突かれ、私は耐えられなくて?
それとも絶頂を迎えて?


意識を失ってしまった。



「すまなかったな、凛。
気持ちを抑える事が出来なくて」


私には貴方の声は届かない___








*夢主side fin*
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