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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18
第23章 届かない声/明智光秀 *夢主side*
天守に向かう長い廊下を私は黙って歩いていく。
私の目の前を歩いている背中を見詰めながら。
彼は何も言わない。
私も何も聞かない。
あの日の出来事は無かったかのように心に蓋をする。
彼が何を考えてあの日、私を抱いたのかわからない。
ただの気まぐれ?
それとも私の事を好きだから?
たとえ好きであっても結ばれる事なんて出来ない。
私は織田信長のお気に入りだから___
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