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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第2章 イライラ/真田幸村


私の身体を一生懸命に愛撫をしてくれている幸村


「声だしていいんだぜ?」


声をだしていい?
(ふざけんなよ!!)


ガマンしているわけじゃない 
気持ち良くないから声が出ないだけ


溜息混じりの吐息を漏らすとそれを勘違いして満足する幸村。
(単純すぎるよ)


抱かれるたびにイライラとしてストレスが溜まっていく。


あ……
そこ!違う!!
私の感じる所じゃない

そんなに乳首を噛まないでよ!
甘噛みの意味知ってるの?!

はっきり言って幸村はエッチが下手くそ

私だってそんなに男を知っているわけじゃない。
だから、どれだけ下手くそかは分からないけどね。

ただ、私は幸村に何度か抱かれているけど、絶頂を迎えた事が無いのは事実


「はぁー……」


そんなにグリグリと親指で擦られても痛いだけ
そこは女にとって一番敏感な場所なんだからさ、丁寧に触ってよ


だからさ、太い指を突っ込んで中を搔き回しても気持ち良くねーんだよ!!

私の反応を見てる?!
見てないよね?


イライラが限界に近づいて、抱かれながら駄目出しと毒を吐いてしまう。




そんな自分が嫌で涙が出そうになるのを必死に堪える。


いつもの私なら黙って耐えているのに、今日は何でだろう?
我慢出来ない
(生理が近いからなのかな?)


__好きな人に抱かれているのに、毒を吐く私自身に嫌気がさしてしまう。
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