第6章 ヤンデレなトド松はどうですか?
逃げなきゃ、とにかく外に。
この家から、出なきゃ。
トド松くんが後ろから
追いかけてきているのは音でわかる。
階段を降りて、
あと少しで、
あと、
少しで、外
なのに。
ガシッ
「つーかまーえた…♡」
右腕を掴まれた。
トド松くんの手には力が入っていて、
腕に少し爪がくい込んでくる。
「トド松くん、痛い、離して……っ」
「えー?離すわけないじゃん。
離したらまたちゃん逃げちゃうでしょう?」
「お願い、やだ、やだやだやだ、」
「チッ」
ガッ
「いっ!?!?」
突然後頭部を掴まれた。
そして、壁目がけて
私の顔をぶつけた。
ドンッ
「あっ、……!?い、た、…っ」
ガッ ゴンッ ガッ
「かっ、は、い、だぃ、トド、まつぐ」
鼻からは血が出てきて、頭も朦朧としてきた。
「ね、せっかくの2人きりなんだし、
イチャイチャしよっか」
トド松くんは手を動かすのをやめてくれた。
私は何が何だかわからず、
返事を返すことは無かった。
ぐちゅ、
パンッ パンッ パンッ
「う……っ、うぅ、んあぁあ…あっ」
私は再び2階に連れ戻された。
パンッッ
ぐぢゅ……っ
「ひゃぁあっ!!」
「あははは!今の声可愛いー♡
もっと今の声聞かせてよ」
「くっ……っ、トドまつ、くん……っ
ごめ、なさ……」
「…………ふん」
トド松くんは満足げな表情をして、私を見つめる。
ぐいっ
「あ……っ、はぁぁあ…んん、ふ、か、…!!」
トド松くんのが奥まで届き、私のイイところを突く
そして、私の首に手がかけられた。