第17章 ばーんがーいへーん 四年後
どーしよ~女の子とかマジヤバくね?とすでにデレデレの黒尾さん
月島「黒尾さんに似ないといいですね」
赤葦「確かにね~」
なんでだよ!確かにユキノに似れば可愛いだろうけど...とブツブツ言ってる
『黒尾さんソックリな顔でうぇーいってされたらそれはそれで面白いけどね』
黒尾「それ、俺がイヤだ...」
そういえば高校の時に先輩、立ち会い出産希望って言ってましたよねと月島。
黒尾「え?そうなの?」
そんな事言ったね~とあの烏野の合宿を思い出す
ついでにお風呂事件も思い出した。
木兔「いいな~俺も立ち会いたい...」
いやダメでしょと赤葦くんが冷静に突っ込む
黒尾「ユキノにも立ち会って欲しいとか気持ちがあったんだな~よし任せとけ!」
月島「先輩も横で励ましたりして欲しいんですか?意外過ぎなんだけど」
プッと笑う月島にそりゃ思うだろーよ!と黒尾さん
『あ、いや違いますよ。』
え?とみんなこっちを見る
『立ち会って欲しいのはどれだけ苦しんで産んだか見てもらう為です。男の人には分からない痛みでしょうから。こんなにしんどいだぞってね。』
せめて見て貰おうかなと。と答えると男性陣がシーンとする。
やっぱ変わってる...とみんな思った。
じゃあそろそろ今日のお返しに。と立ち上がる
『よかったらご飯食べていきませんか?』
木兔「えー!食べる食べる!」
赤葦「ちょっと木兔さん。けどしんどいじゃ...」
昨日のうちに用意出来るのはしてるから大丈夫だよと答えると
月島「じゃあ僕はいただきます。先輩、ご飯は美味しいんで。」
一言多いわコノヤロウ
じゃあお言葉に甘えて。と赤葦くん
ヤッホーイと喜ぶ木兔さん。
それからご飯をみんなで食べて話した
まぁ..みんなお手伝いをよくする。木兔さんでさえ、小学生みたいだったけど色々してくれた。
『この子絶対この中の誰かが初恋だわ』
赤葦「それは嬉しいですね」
木兔「ヘイヘイヘーイそれいいな!」
そんなの絶対許しませーん!!と発狂する黒尾さん
全員じゃなかったけど
久しぶりの第3体育館組の集合はすごく楽しかった。