• テキストサイズ

【ハイキュー】うちのマネはちょっと変かも。

第13章 13本目




見る番組も無くなりあくびも出てきた。
そろそろ二階行きますか と言うと黒尾さんは少し焦りながら返事をした。



『布団もありますけどどうします?ベッドで一緒に寝ます?』


黒尾「え!?...いや布団貰おうかな...」



.......ただでさえ、ギリギリなのに一緒になんて寝れるかよ...大丈夫かな俺...




『電気消しますよー』




黒尾さんの返事を聞いて電気を消した。
真っ暗になり時計の音だけが聞こえる。


せっかく一緒に居るのに寝るのは勿体ない...
そう思い、ベッドからおりて黒尾のとなりに行った。



精神統一に集中していた黒尾はユキノが移動した事に気づかず手を触られたことにビックリした。




『あ、もう寝てましたか』


黒尾「い、いや起きてた。どした?」


せっかく一緒に居るのに寝るのは勿体ないと言うと黒尾さんはそうだなと起き上がり、両手を広げてくれた。


ぎゅうっと抱きつくと抱きしめ返してくれて頭をポンポンとしてくれた。
少し離れてキスをしてまた抱きついた...


そして黒尾は...頑張れ俺!負けるな俺!と心の中で繰り返して必死に堪えていた。



ユキノはユキノでなかなか手を出さない黒尾にどうしようかと考えていた。
もちろん自分は初めてだし、恐くない事もない。痛いのも苦手である。
ちょっと早い気もしないでもない......だいぶ早いかもしれない。

けど未成年の自分たちにはお金も時間も限られている...その中で今日はチャンス。逃したくない。



『黒尾さん好きです』

黒尾「俺も好き」

















『黒尾さん......しませんか』






黒尾「......へ?」




『いやですか』



黒尾「いや、嫌じゃない...けど...」






『けど...?』




黒尾「お前...無理してねぇの?」






『それは...』




黒尾「俺はお前の気持ち大事にしたいから」











『あ、じゃあお願いします』




黒尾「...は?」




/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp