第12章 12本目
「待って待って。話の途中じゃん!君も可愛いね~二人とも番号教えてよ!」
ユキノちゃん!と潔子さんが心配する。
腕を掴まれイラッてして言い返そうとした瞬間
日向「あのーーー!!!」
私たちの間を日向がジャンプして割って入ってきた。
日向「しっ清水先輩たちはウチの大事なマネージャーなのでっ!あのっそのっ...」
「へぇ。お前らが倒したのか“2メートル”」
日向「えっあ、ハイまぁ...」
おれも俺も2メートルと遊んでみたかったのにな~とどうやら日向に興味が移ったらしい。試合はチョー楽しいアソビらしい。
代表決定戦で当たることがあったら楽しく遊ぼうぜと去って行った。
清水「なんかゴメンね。ありがとうね。ハイ忘れ物」
日向「ハヒィ!」
『役に立ったね。偉いぞ男子』
日向「ユキノ先輩。清水先輩だけ連れて俺置いて行こうとしてましたよね」
『潔子さん急ぎましょ!』
日向「あ!無視!」
みんなの所まで行くと田中と西谷が潔子さん!ご無事でなにより!と寄ってきた。
夏休み明けから数日...
影山が怪しい格好して青城に偵察に行こうとしていたので普通に堂々として行ったほうが目立たないとアドバイスをしたとやっちゃんが言っていた。
そして日向は月島に、お前ならウシワカ止められるかと聞いて無理デショと言われていた。
月島が無理なら俺がやってるやる!と言う日向に他人に無理って言われたら腹立つよね。と下痢ツボ押して帰って行った。
少しして偵察に行っていた影山が帰ってきた。及川さんの凄さが分かって益々燃えたみたい。
次の日、月島も思う事があったらしく、珍しく鵜飼コーチに自分から質問しに行ってた。
あのビックリした後の感動を隠しきれてないコーチの顔...ウケる。
8月末...週末の東京遠征へ。