第12章 12本目
身長差を気にして凹んでる日向。
そんなに日向に影山が本気でビビッてんの?と声を掛ける。
笛がなり選手はウォームアップに入る。
ピピーッ! 試合開始。
『さすがの威圧感だね。なかなか出会わない大きさだよ』
_____ドパッ...
谷地「ひぃ....!」
2メートルくんのスパイク。完全にブロックの上から打った......
そして日向のスパイク。フェイントに切り替えるも2メートルくんに悠々と止められる。
気が付くとギャラリーが増えてた。
みんな2メートルくんが気になるみたい。
「烏野 手も足も出ないって感じだな~」
ギャラリーの発言にやっちゃんがギリリ...!となってる。落ち着け。
その後も2メートルくんに手こずりながら取って取られてを繰り返した。
影山が何か言うと日向の顔が散歩前の犬みたいにキラキラし出した。
そして今回初めての新・変人速攻が決まった。
そこからの点取り合戦を制し勝利。
一次予選突発。
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______________________ 試合後
清水「じゃあ最後に忘れ物ないか見てから行くから二人とも先に行ってて」
やっちゃんと二人でハーイと返事をして先に行く。
影山「攻撃が達者になってもレシーブは相変わらずクソだなおめーはよ。ホギャって何だホギャって。」
日和「いっ一応上がっただろっ」
そして田中と西谷にホギャッホギャッとからかわれる日向。
やっぱり潔子さんが心配になったので弁当箱忘れたという日向と戻ると...
____いーじゃん番号だけ!ね?
潔子さんがナンパされてる......
『おい日向。行け』
日向「えー!怖そうなんですけど!一緒に行ってくださいよ!」
『バカヤロ。女子を守ってこその男子だろ。ホラ行け』
そして奇声を上げながら突っ込んで行った。
日向「すみませんっ!それおれの弁当箱っ行きましょう!さぁ速やかに行きましょう!」
そう言って潔子さんをナンパ男達から引き離す日向。その隙に私が潔子さんを連れて行こうとするとポイっと日向は退けられ、腕を掴まれた。