• テキストサイズ

【ハイキュー】うちのマネはちょっと変かも。

第11章 11本目



『お疲れさまです黒尾さん』


黒尾「お!きたね~お疲れ。」


『今日はうちのお父さんが行ったようで。』


黒尾「あ~来たよ。こわいねお父さん」


『怒ると恐いですけど優しいですよ』


首絞められたけど。と苦笑いの黒尾さん。


『夜こうやって話すのも今日が最後ですね』


黒尾「だなぁ。明日帰って欲しくねぇわ」


今日もキレイな星空を見上げながら、そうですねと呟くと黒尾さんに引き寄せられる...

やっぱりこの人の腕の中は好きだな。
ギュッと抱きしめ返す。


自分がこんな風になるなんて思わなかったなぁ~
人より感情が薄いことも分かってたし、男の人に興味も湧かなかったし恋なんてしないだろうと思ってた。

黒尾さんも最初は反応が薄い自分が面白くて構ってきてるだけだろうと思ってたし、チャラいなと正直思ってた。

でも嫌いじゃなかったしイヤじゃなかった。
もしかしたらその時から気になっていたのかもしれない。そう思ったら私も普通の女子だったのかな...


黒尾「何考えてんの?」


『別に。私も普通の女子だなって。』

黒尾「そうだな。クソ可愛いな」


『黒尾さん......』


黒尾「マジでたまんねぇわお前」


それからたくさんキスをおねだりした。















黒尾「ちょっ!ストップ!」


『どうしたんですか』


黒尾「いや、あのね、今日が最後だし俺も離れたくないわけだけども!」


『はい』


黒尾「けどね......俺も健全な男子なわけで...」


『知ってますよ』


黒尾「いやそういう事じゃなくてよ」


『だからどうしたんですか』



黒尾「だーかーらー!我慢出来なくなるって言ってんの!」


『あー....そういう事ですか』


黒尾「クソッ...かっこわりぃ...」


両手で顔を覆う黒尾さんはなんだか可愛いく見えた。


『好きですよ黒尾さん』


黒尾「今言うとか鬼だろ。」



じゃあ戻りますかと立ち上がろうとした瞬間抱きしめられた。
大丈夫なんですかと聞いたら、あんまりと返ってきてちょっとおかしかった。


それから手をつないで部屋まで戻った。

/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp