第12章 女の子は甘いものがお好き(十四松)
【おそ松】
○○が一松と付き合ってる………
何故か、一松に対する嫉妬があった。
大事な弟だぞ。
何弟に嫉妬してんだバカ。
でもさ。
俺、本気で○○のこと好きだったんだぞ。
勝手に奪うなんて狡いな、一松。
一松だけじゃない。
カラ松も、チョロ松も、十四松も、トド松も。
皆に嫉妬してんだ。
俺だけの○○にしたい。
○○に俺を見て欲しい。
『6つ子の長男』じゃなくて、
『松野おそ松』として、見て欲しい。
おそ松「………○○、愛してる。」
そう声に出して言ってみる。
ああ。
こんなこと○○にいっちょ前に言えたらな。
おそ松「……ははっ」