第10章 いつになったら気づいてくれる?(一松)
【一松】
その後何回か乗り物に乗っては○○と遊んでた。
以外と動けるんだな、俺。
「お腹空いた~」
そういや今は昼の12時。
たくさん動いたから腹もへるだろう。
一松「なんか食う?」
俺は遊園地のはしっこにあるファーストフード店を指差した。
「行く~ハンバーガー食べたい…」
○○が俺の右腕に捕まりすりよってきた。
一松「っ………///」
「? どうしたの一松君?早く行こ?」
バカなの? 鈍感なの?
○○が腕にすりよってきて嫌がる男なんているの?
そんなことされたら此方が照れるだけじゃねぇか。
あぁマジ可愛い。クソ可愛い。
この鈍感女め。こんなことしてると、いつかバカな男に襲われたりするんだよ。
その時は…………
絶対俺が○○を守る。