• テキストサイズ

【おそ松さん】 六つ子と私の甘い時間

第6章 ねこふたり。(一松)


一松君が落ち着いた後、私はハンカチでぐしゃぐしゃになった一松君の顔を拭いた。

一松「ごめん○○…俺ホントに情けなっ…」

「…………」

一松君は二の腕を擦っていた。

それは寒いからだろうか、それとも____

「一松君?何があったの?」

私は一松君に聞いてみた。

一松君のこと、放っておけるワケないから。

一松「……あのさ、○○は家族から嫌われたら悲しい?」

「!?」

まさか…

「一松君……」

一松「大丈夫だよ、クズでゴミの俺だから。」

「大丈夫じゃない!来て!」

私は語気を荒くして一松君の手を引っ張った。

寂しそうにしている猫は、暖かい家族の元へ連れてってあげなくちゃならないから。
/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp