第18章 飴色の夕日(年中松)
【一松】
○○が俺を見て可愛いって言ってくれた。
なんだろうこの嬉しいような悲しいような……
可愛いって喜ぶのは十四松かトド松だろ!
はぁ、クソっ。何か妙に○○が積極的だな。
元々俺が無理やりだったのに………
あぁ、クソっ!
「一松君達は誰にお土産渡すの?」
○○が話し掛けてきた、何か退屈。
チョロ松「えっと…父さん、母さん、イヤミ、チビ太、ハタ坊、ほかに………」
一松「○○」
「えっ……?」
一松「○○以外に、渡す奴なんていない。」
……はっ!
何言ってんだおれ!?
一松「………猫は例外で///」
「一松君………」
ほら行こう、と○○の手を繋いでお土産巡りに行く俺たち。
荷物を持ちながら俺を睨むチョロ松兄さんは無視して。