第14章 みんなと温泉旅行!!
「うぷ………」
やっとついた……
私は重い身体をおきあげ、一松君と手を繋ぎながらゆっくりとバスを降りる。
だけどやっぱりバス酔いは酷くて一松君に助けを求める。
「やっぱ酔いきついわ…」
一松「えっ…さっきまで爆睡してたのに…
…………」
爆睡してたの?
なんか酔いで恥ずかしがる気力もない。
一松「……しょうがねぇな」
そう言うと一松君は急にその場にしゃがみ込むと
一松「ほら」
と短く私を寄せた。
……いやちょっと待ってちょっと待って!!
これってまさか…
一松「乗らないならもう立つよ?……」
「ああ乗ります乗ります!!」
私が慌てて一松君の背中にそっと寄り添う。
すると一松君は私を背中で抱え、立ち上がった。
一松「旅館まではあと何mかあるから……安心して僕の背中に乗りな」
これはまさか……おんぶ!?
「いや良いから良いから!!私重いし、一松君怪我しちゃうから!?」
一松「は?○○全然重くないしそうやって暴れれば暴れるほど怪我するから」
うっ……!
た…確かにそうだけど……
「恥ずかしいじゃん…………」
***
おそ松「おい一松! 何兄弟の前でイチャついてんだこのリア充!!」
チョロ松「爆発しろ!」
カラ松「一松…それは流石に酷いとは思わないかい?」
トド松「何なのリア充見せつけて自慢なのー?」
十四松「セクロスセクロス!!」
一松「皆……○○寝てるんだから静かにしてよ…」
おそ松「あっ…」
チョロ松「いつの間に寝てる………」