第14章 みんなと温泉旅行!!
【トド松】
バタンっ!
おそ松「ただたたいままま…」
トド松「おそ松兄さんお帰り……?」
おそ松兄さんが勢いつけて此方へ走って来たから吃驚する。
トド松「どうしたのおそ松兄さん?」
おそ松「旅行券当たっちゃったぁぁぁ!!!」
『マジでぇぇえ!?』
***
カラ松「ウィーナスが俺に微笑んだ…」
チョロ松「旅行券…」
一松「しかも七人分…」
十四松「これはもう…」
『○○と行こう』
全員が、声を揃えて言った。
だって七人分だよ!?
○○ちゃん以外の、誰と出掛けるつもりなの!?
おそ松「とゆー訳で○○にTEL~♪」
チョロ松「おいっ!○○ちゃんに迷惑かけ……あっ」
一松「(俺の彼女…)」
暫くすると
おそ松兄さんが電話を切り、真顔で僕らに振り向いた。奴の真顔はちょっと怖い。
おそ松「…………」
『………』ゴクリ
おそ松「来週の日曜いけ
『いやったあああああああぁぁぁぁ!!!!』
多分、僕らはおそ松兄さんの声は、最後まで聞こえてなかっただろう。
もう一回、○○ちゃんと一緒にいられる日々が、嬉しくて。