第5章 部活
10分後…
夏目「…まこたん」
花宮「なんだ」
「ジャージ汚しちゃった」
花宮「はぁ!?」
「ゴメンネ、ジャージ」
花宮「ジャージに謝ってどうすんだよ!!」
「はなみゃーごめん」
花宮「お前…潰してやろうか?(黒笑」
「スミマセンデシタ…」
原「てかジャージに謝ってたんだww」
「じゃあ、僕のジャージ貸すね!」
花宮「サイズ合わねェっつーの!!」
「大丈夫だ!涙しかついてないから!」
花宮「何だその自信」
「じゃあ、乾くまでうちが…僕がまこたんのジャージ着るわ!」
花宮「は?だからサイズ合わねぇーって」
「じゃあ、ザキの借りてなよ。それか僕のジャージ羽織れば?」
花宮「…」
「じゃ、脱いで」
花宮「…ん」
着てみると、案の定サイズが合わなくてぶかぶか
腕は萌え袖状態、下の方は引っ張ればミニスカ状態になる
「やっぱ男の人だから大きいなぁ…」
男の人って感じがする
まこたんのいい匂いするし
女子力高くね…?まこたん
花宮「…」
「ん…?どうかした?」
花宮「…別に」
山崎「あのさ…盛り上がってるところ悪いんだけど…いつまで夏目、花宮の上に乗ってんだ?」
ザキが気まずそうに聞いてくる
「…あ」
みんなの視線が一気に集まる
原は爆笑してるし、ザキは気まずそうだし、古橋は無表情でじっと見てくるし、瀬戸は苦笑いだし
「ご、ごごごごめん!!」
急いで飛び降りる
花宮「…」
花宮はうつむいたまま無言
え、、、
おーい、生きてるー?
「…」
なでなで
一同「!?!?」
花宮「!?」
あ、こっち向いた
花宮「おまっ…なにしてっ…!」
「いや、反応ないからふてくされてんのかと思って」
花宮「いや、ふてくされるような事してねぇだろ!しかもなんで撫でる!?」
「いや〜…さっき御礼言ってなかったし…ジャージ汚しちゃったから…」
…
「ありがとね!」
原「あ、今のはやばい。オレもキュンとした」