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Side by Side  【気象系BL小説】

第3章 覚悟しとけよ


お前さぁ、気づいてる?

お前が思ってるよりもずっとみんな

お前のこと見てるし心配してるよ?

みんなはさ、わかってるけど言ったら

お前をますます追い詰めそうって

考えてるだけなの。

ほんとバカだよなぁ、お前。


『ってかほんと気づけよ!いい加減!』

って言えたら、楽だよなぁ。


でも言えないんですよ、私。

レギュラー番組の楽屋。

いつもお前が座ってる場所が

ぽっかり空いて、

部屋の空気も少し冷えてる気がする。

太陽みたいなお前がいないからかな?

いっつもアホみたいに騒いでるもんなぁ。

今日はゲストチームとして参加するから

楽屋も別。

向こうの部屋で笑ってるんだろうなぁ。

笑い声聞こえてきそうだもん。

でもさ、お前のその笑顔、

ちょっと陰ってるのに気づいてる?

無理やり笑ってるでしょ?


【楽しいから笑うんじゃなくって、

笑えば楽しくなる】

…って思って笑ってるんでしょ?

知ってるよ。

だから止めないよ、うん。

確かにお前には笑顔が似合ってるからね。

あっちの楽屋で、現場で、笑ってなよ。

今回は、お前がいやでも

引っ張って行かなくちゃいけないんだから。

多少の無理も必要だろ?
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