第45章 相葉雅紀氏の(ファナティックな)愛情
そこまで考えてふと気づく…。
っていうか、これ、オンエアで流して平気なの?
そんなことを超高速で巡られてたら…さらに信じられない言葉を聞いたんだ…。
「ありがとうございますっ」
え?翔ちゃん?今なんて言った?
その流れでありがとうなの?
俺、怖くてリーダーのこと見れないけど…。
そうでもなくてもVSにカズさん来るとその後のおーちゃんの機嫌が悪いのに…。
これ、絶対にだめなやつじゃん。
ほら…それに気づいたニノがすっごい悪い顔で笑ってるし…。
ってかそれに気が付かないの?翔ちゃん。
まぁさ、今日はオープニングからおーちゃんに話振って結果、キョトン顔のかわいいおーちゃんを見れてご満悦なのはわかるけど…。
鈍すぎるんじゃない?
ってゆうか学年が1年違うってだけなら別に俺でも良くない?
俺も下に1年違うだけじゃん…。
うわー、なんか腹たってきた。
ものすごーく腹が立ってきた。
そんな感情をひきずったまま、この日の収録は終わった。
この日2本目だったカズさんたちとの収録が終わると俺たちはそれぞれさっさと楽屋をあとにして家へと戻った。