第42章 under the radar
「あっ、んんっっ」
「お、いい声。
大好きだよ、おーちゃん」
雅紀の声が聞こえたと思ったらシャツをはだけられ胸に唇が押し当てられた。
「あーーもうほんと、
みんな手が早いんだから」
松潤がそう言いながら僕のパンツに手を掛ける。
ベルトのカチャカチャいう音が聞こえて…。
もう僕は観念した。
ここで抵抗してもいいことは何一つないから…。
翔くんの背中に腕を回してぎゅって抱きしめた。
それが合図になって…。
5人で一つになって大事な日を祝った。
僕たちは家族のようで友達のようで幼馴染のようで…そして…恋人で大事な運命共同体で…。
今までもこれからも変わらずみんなで進んでいこうって改めて思った。
僕からも愛を…。
みんなからも愛を…。
いつまでも愛を伝え合える関係でありますように…。
<END>