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Side by Side  【気象系BL小説】

第10章 Dream of dream


「かず、はい!」

目の前にいるのはおとなりのまーくん。

いつもよりもにこにこしてる。

ぼく、にこにこのまーくんだいすき。

「まーくん、なに?これ」

差し出されたのは黄色いチューリップ。

まーくんのおかあさんの

かだんにあったやつ?

「ぼくとけっこんしよ、かず!」

「けっこん?」


けっこんってなんだ?


「うん、けっこん。
 
 けっこんしたら、おとなになっても
 
 ずーっといっしょにいられるんだって?」

「ずーっと?」

「ずーっと」

「うん、いいよ、まーくんとずーっと
 
 いっしょがいいの!

 けっこんしよ!」

そういってまーくんの手から

チューリップを受け取った…。





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