第32章 My sweetie
初めて会ったときからすっと俺の懐に入ってきたお前。
気がついたら当たり前のように隣にいる。
俺にとってもそれが当たり前で…すごく居心地がいい。
双子みたいな俺たち。
ほかのみんなとは違うつながりを…愛しく思うよ。
翔ちゃんといるのとも、雅紀といるのとも、松潤といるのとも違う。
俺とお前だけの空気…。
きっとこの先も変わらない。
変わらない事がこんなに大事だとは思わなかった。
自分に近いから…わかるよ?
お前の気持ち。
なにが苦しくて、何が辛いのか…。
だからさ、俺には教えてよ?
素直に言いなよ…。
全部受け止めるから…。
俺だってさ、お前になら甘えられる部分もあるんだよ?
だからさ…?
何度も口づけを交わしながら気持ちを伝える。
言葉にするのが苦手だから…上手く伝わるかわからないけど…。
愛してるよ…。
大好きだよ…。
躰を重ねながら…伝わるように…何度も何度も囁く。
その度に敏感に躰が反応する。
二人で溺れよう…。
このまま揺蕩おうよ…。
愛してるって言いながら…二人で沈んでいくんだ…。
愛してる…。
愛してるよ…。
<END>