第27章 櫻井翔氏の(盛大な)ひとりごと
あー緊張してる。
人見知りだし、打ち解けないと喋んないからなぁ。
このメンツで喋るの智くんにはハードル高いよなぁ。
ほら、めっちゃ小声だし。
あっ、上田さんうまい具合に話振ってくれた。
いいんだよ、この人がリーダーだからうちは上手くいってるの。
この辺は最早、ネタ扱いだから…そのままいっちゃって。
芸能人オーラって…。
そんなのオンオフするに決まってんじゃん、じゃなきゃやってらんないよ。
それにしても智くんわかってるよな。
そうそう、ここはニノだよなぁ。
世間的大宮のイメージだし。
特番もあるしね?
なによりも一番最初に名前が出てニノが喜ぶのがわかる。
ふふ、潤はなぁ…あれでいいの。
ってか上手いなぁ潤の真似。
ほんと、こんな感じ。
次は俺?
相変わらずそうやって持ち上げてくれるよなぁ。
いやいや、あなた。
俺、このポジションがいいんだ。
俺が自分自身に誓ったことだからね?
第一、俺がリーダーなんかやったら今頃バラバラだよ。
大丈夫、気持ちはいつも伝わってるよ?
あっ、最後にベッドで見つめあったのっていつだっけ?
今回はいつもより番宣多いもんね?