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Side by Side  【気象系BL小説】

第19章 Welcome back home !


気がつくと車は停まってて
肩を軽く叩かれた。


「お待たせしました。

 目的地に到着です。
 まだアイマスクはそのままで
 お願いします」


そう言うと外に誰かいるのか、
早口の英語で何かを話すと
俺の手を取り誘導される。


「こちらです」


ガイドさんの声と共にドアの開く音がした。


「そのまま、2歩前に進んでください。

 心のなかで10数えたら
 どうぞアイマスクを取ってください」


ドアの開閉音が背後で聞こえた。

10数えて目隠しを外す。

明順応出来ずに
一旦、ぎゅっと目をつぶった。

もう一度ゆっくり目を開けると…。

クラッカーの音と
大好きな4人の顔があった。


「え?なにこれ?なに?
 どういうこと?」


「Welcome back Home !」


翔さんの声。


「Happy birthday to you~🎵」


智くんの歌声。

まだ驚いてキョロキョロしてる俺。


「驚いた?ならサプライズ成功だね?」


まーが嬉しそうに言う。


「今日、何日よ?誕生日でしょうが?
 俺たちがなにもしないと思った?」


和がにやにや笑いながら言う。


「え?だって…みんな仕事…」
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