第17章  Afterward 〜ネコとくま〜

対面で翔くんの膝の上に乗せられたまま

喘ぎ続ける僕。

翔くんの指が僕の蕾を

ゆるゆると出入りする。

もう、何本入ってるか分からない。

翔くんの男っぽい指が僕の中を擦る。


「あっ、あっ、あっ、

　もぅ、ゆる、してっ」


いくら許しを請うても止まらない指。

何度も僕の中のいいところを擦り続ける。


「ひっ、も…おねがい…ね？

　あっ、あんっ」


翔くんの首に腕を廻して、

その膝から落ちないように

必死に耐える僕。

翔くんのあいている手が

僕のモノを捉える。

後ろを弄る指に連動するように

上下する手に翻弄される。


「あっ…しょ、く、もぅ」


「いいよ、

　何度でもイっていいって言ったろ？」


追い打ちを掛けるような手の動きに

僕は熱を吐き出す。

熱を吐き出し、整わない息。

僕の耳許で翔くんが囁く。

「さとしくんも俺のを

　気持ちよくしてくれる？」

僕の片手を外させ、

翔くんのモノを扱くように言われる。

もう…なんだかよくわからなくなってきて

言われるがままに動く。