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絶対絶望壮年 ーカムクラといっしょー

第2章 監禁最後の日



何なんだ。

何でこんなことになった。

「ボク、モノクマ~!」
白と黒のヘンテコなクマのロボットが突然ドアをぶち壊して部屋に入ってきた。
それで今、私に向かって何て言ったと思う?。
「オマエ、ぶっ殺しちゃうよ!」だと。
何かの悪い冗談か。
でも、ドアを破壊するほどの力を持つロボットだ。
私がどうやってもビクともしなかったドアだから、ヤツの力は勿論私より上だろう。
こういう時は。
「……逃げるしかないな」
家具を挟んでクマ型ロボットと距離を取りながら移動する。
これなら逃げられそうだ。
少しの余裕を見つけて、隣の部屋に入る。
竹刀の入った布袋を掴み取り、クマ型ロボットから極力離れて壊された玄関のドアから飛び出した。







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