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堕ちていく恋心【イケメン戦国】*R18指定*

第6章 堕とされた恋心


俺にとって女を抱くというのは己の欲望を満たす事だけであった。

必要なのは淫らな躰と辱めに耐える顔
それさえあれば、どんな女でも抱いた


女の心が欲しいと思った事は一度もない


__しかし
は違う


自分でもわからないくらいにの心を欲している。


初めてを抱いたのは、秀吉への想いを断ち切れずに泣いていた時だったな


最初は興味本位でを抱いた
抱いて初めてが俺の好みとする女だとわかった。

すぐには、俺に堕ちると思ったが……

が俺に堕ちる前にこの俺が堕ちるとは、想像もしていなかったぞ


この俺が?
恋に堕ちるなど笑ってしまうな





「さっきから何にやついてやがる!!」

「ああ……すまない__つい、なっ?」

「テメェ、自分の立場がわかっているのか?!」


顔を真っ赤にして俺を睨み付ける男
何をそんなにむきになって怒っているのか


小魚が足らないのか?


「そんなに怒る事はあるまい。
こうして俺は縄で縛られているのだからな」





そう、俺はこの男に捕まっているふりをしている。
この男は御館様の命を狙っている男の手下

情報を聞き出すために捕まっていてやっているが、情報は十分に聞き出す事ができた。

もう用は無い
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