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堕ちていく恋心【イケメン戦国】*R18指定*

第3章 奈落の底に堕ちていく


「お願いっ……私を抱いてっ……」


部屋に着くなり私は泣いて光秀に縋った。
秀吉と姫君の関係は知っていた。
婚礼も間近なのも知っている。


私と秀吉が出会う前からの恋仲だと、三成くんから聞いて知っていた。


だから__好きになっても私の想いが成就しないのも、分かっていたつもりだったのに。

実際に目の前で仲良さげな2人を見ると、こんなにも心が掻き乱されるなんて思いもしなかった。


苦しい
切ない
辛い



どんな言葉を使っても表現なんて出来やしない。



「光秀っ……」


お願いだから
忘れさせて


「俺に抱かれたいのか?」


いつも以上に冷たく響く声音
わかっている

光秀に頼んだらきっと、後悔する事になる
でも、今の私には光秀しかいない


「お願いっ……なんでもするから……っ」

「ほう?__なんでもする、か」



頷くと同時に押し倒されて、私の上に跨がる。

いつものように光秀の手をとり、指を咥えようとすると阻止されてしまった。


「?」


代わりに私の指を口に含み、軽く歯をたてられ舌が、指を1本ずつ丁寧に舐めていく。


「ふっ……あんっ……」


すぐに快楽の波がやってきて、蜜壷の中が疼いてきてしまう。

大きな手のひらが、胸を揉み
親指がツンと勃った乳首を刺激していく。


「んっ! ふっ……!」


身体に力が入らない。
もっと感じさせて


何も考えられなくなるくらいに__
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