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堕ちていく恋心【イケメン戦国】*R18指定*

第1章 堕ちていく私


「ふぅ……」


光秀の腕の中で先程まで肌を重ね合わせていた余韻に浸っていた。

とはいっても光秀が本当に私の事を好きかどうかは……わからない

それは私も同じ

さっきまでの行為だってお互いに「愛」があったかどうかなんてわからない。

光秀は何も言ってくれないし、私も自分の気持ちを口にはしないから



ただ__私は、私の本当の気持ちから逃れたくて
光秀に抱かれているだけだもの



「……」

「なぁに?」


光秀の細くて長い指が、私の唇をゆっくりとなぞり


「今のままでも__」

「んっ……」


なぞられている場所が熱を帯びてくる。
妖艶に微笑む光秀から目が離せない



「それなりに味わいがあるが……」

「?」

「仕込めばもっと味わい深い身体になるな……」

「んっ……」


差し込まれた光秀の指が、私の口内を挑発するかのように動きまわる


「舌を使ってみろ」

「んぐっ……」


冷たく響く光秀の言葉に抗えない私は、懸命に舌を絡ませて指を愛撫していく


「もっとだ……」

「ふっんぐっ……!」


口の奥まで指を入れられ、えずいてしまうが
お構いなしに指は動いて


「ふっ……」


鼻から息が洩れてしまう。


苦しい筈なのに……
どうして?


子宮の奥がきゅっと締まりだすの?



「涙が出るほど苦しいのか?」



恍惚とした笑みを浮かべる光秀
その笑みを見ただけで胸の奥が締め付けられてしまう


頷いて苦しいと意思表示をしたいのに
顔を動かす事も出来ず、ただ涙が溢れてくる


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