第2章 堕とす悦び
俺の手首を掴み、動きを止めようとするとは
困ったヤツだな
「辛いならおねだりをするがいい」
と言い放つと首を横に振り拒否の態度を示すとはな
そんな事をしたら余計に虐めたくなるのが、まだ理解出来ていないようだ。
「辛いことをされるのが好きなのか?」
「ちがっ……」
「では言われた通りにしろ」
「……っ」
「なかなか強情だな……だが」
「ん?!」
口の中の指の動きと同じように蜜壷の中も刺激してやろう
「んんっ……ふっ……」
いやらしい水音と微かな隙間から洩れる声だけが、静かな部屋に響き渡る
「耐えるの顔を見るのも一興だ。
__愉しませてもらうか」
いつまで耐える事が出来るんだ?
耐えれば耐える程、俺の愉しみが増えるだけだが?
そんなにも俺を愉しませてくれる女はそうそうにいない
ますますが欲しくなる
「……」
「ん?」
「愉しませてもらった礼だ」
口の中に入っていた指を抜き、代わりに猛々しくそそり勃った男根を挿れる
唾液が充満している口内は蜜壷と同等
否、それ以上に気持ちが良い
「ゆっくりと吞み込んでいけよ」
「んっ……んぐっ」
の頭を支え、喉奥まで咥えこませる
「ふっ!」
苦しげに鼻をならすのまつげが揺れる。